そのトゥザフロンティアが地元中京競馬場でデビューをしました。
残念ながら口取りの権利はハズレてしまいましたが、その勇姿を見に現地観戦をしてきました。

血統馬であり、ブレイク中のロードカナロア産駒ということもあり、単勝1.5倍の断然人気。
パドックでは猛暑の中の周回にも関わらず、程良い気合い乗りでの周回。
実馬を初めてみましたが、凛々しい顔つきはさすが血統馬と思わせるものでしたし、筋肉の質というか柔らかさも活躍馬のそれに見えました。
ただデビュー戦ということもあり、作りはまだまだ緩く成長途上の印象を受けました。

レースでは好スタートを切り、先行しての競馬。
道中も行きたがる素振りもなく、キッチリ鞍上と折り合っていました。
直線に入ってからは、若さを見せてしまいましたね。
苦しいのか、左回りや坂に戸惑ったのか内に寄れての走り。
鞍上が立て直しながら、先行する馬に併せるとようやくグッと加速し、先頭でゴールイン。
結局最後は、持ったままでの走りになりましたね。

まだまだ幼さ全開の競馬でしたが、それでもしっかりと結果を残してくれたのは非常に大きかったです。
レース後の状態にもよるとは思いますが、夏場は無理をさせず秋以降に復帰させるプランが濃厚のようです。
兄達も夏が苦手で冬場に活躍していたイメージですので、それがベストな選択なのかもしれません。

今日のような走りができれば、距離は2,000mくらいまでは持ちそうな印象。
粗削りながらも伸びしろ大きそうな勝ちっぷりから、どうしても大きなところを期待したくなります。
レース後のケアをしっかりしてもらい、良い形で次走を迎えて欲しいものです。

7月に入って出資馬は8戦3勝。
久々に確変モードに突入している印象です。
後半戦もこの勢いで勝ち星を積み重ねていきたいものです!



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